真珠腫性中耳炎の手術後ケアに可視総合光線療法

実践治療 報告集P216
75歳 女性 真珠腫性中耳炎術後
40歳から健康維持のために、知人の紹介で光線治療を始めました。
3年前に他界した夫も、長年糖尿病だったので、光線治療を愛用していました。
10年前、夫は糖尿病性網膜症で手術を受けました。
術後の経過ははかばかしくなく、眼の見え具合が悪く、数日経っても改善しないので、このまま失明するのではないかと思ったそうです。
しかし、光線治療を1ヵ月間、毎日希望を持って続けた結果、見えるようになりました。
その後も見え方は安定し、大変喜んでおりました。
この治療効果を家族全員が見ていたので、光線治療のことを信じるようになりました。
私は光線治療をときどき行い、比較的元気に過ごしてきました。
ところが、71歳の夏、風邪をひいたあと、左耳に耳鳴りと難聴が出始めました。
そのときは、日常生活に支障がなかったので、病院には行きませんでした。
しかし、秋になっても耳鳴りと難聴は治まるどころか悪化し、耳だれが出てきました。
耳鼻科では中耳炎と診断され、抗生物質を服用しましたが改善せず、大学病院を紹介されました。
大学病院での診断は真珠腫性中耳炎でした。
この病気は進行すると、耳鳴りや難聴だけでなく、三半規管を破壊して、めまいが起こったり、ときには顔面神経麻痺などの合併症を起こすそうです。
なるべく早めに手術を受けるようにと勧められ、2ヵ月後に手術を受けることにしました。
手術後に再発することもあると言われたので、手術後の経過を少しでもよくしたいと思って、手術前に光線研究所附属診療所を受診しました。
光線研究所では、自宅での光線治療の指導を受けました。
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それからは、ほぼ毎日アドバイス通りの照射方法を継続しました。
光線治療のお陰で、手術前に耳だれはほぼ止まり、手術に対する不安感も少しずつやわらいできました。
手術は無事に成功しました。耳鳴りは止まり、聴力も元の状態に戻りました。
手術後も再発しないように、光線治療を毎日続けた結果、風邪もひかなくなり、現在まで再発はしておりません。
光線治療のお陰で、以前より体力がついてきたようで、2年前からは週3回の体操教室にも行っています。
今後も光線治療を継続していきたいと思います。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・左耳部(2号集光器)を各10分間照射、両膝部・腰部・後頭部(1号集光器)・右耳部(2号集光器)を各5分間照射。
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