脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症の可視総合光線療法

光線研究 第472号
◎疼痛やしびれに対して:
光線療法は光と熱による血行改善と痛みの悪循環の遮断により、疼痛やしびれなどの症状を早く緩和させます。
症状の重い場合は治療を根気良く継続する必要があります。
実践治療報告集P63
67歳 女性
60歳まで30年以上、小学校の教員をしておりました。
退職まで大病もなく、毎年受けている健康診断でも、とくに異常を指摘されたことはありませんでした。
二人の子どもたちも独立して、夫と第二の人生を楽しもうと思っていたところが、退職後、からだのあちこちに異常を感じるようになりました。
まず、退職した翌年の健康診断で、高血圧症と診断されました。その後、降圧剤を服用して正常範囲になりましたが、64歳時に不整脈が出ました。
医師から「期外収縮で通常は放っておいてもよい程度の不整脈なので、いまのところ心配ないでしょう」と言われてほっとしました。
そのころから飛蚊症や耳鳴りの症状が出始めました。眼科や耳鼻科を受診しましたが、これは加齢によるもので、あまり気にしないようにするしかないと言われるだけで、何の治療もありませんでした。
3ヵ月ほど前には、荷物を持ったとき腰から右足に電気が走るような強烈な痛みを感じ、全く歩けなくなりました。
整形外科で腰椎4-5番の変形性すべり症と診断されました。痛み止めと湿布薬、低周波や赤外線の治療を受けましたが、痛みは改善せず、鍼灸や整体治療も受けましたが、なかなかよくなりませんでした。
夫が光線治療のことを知人から聞いてきました。光線治療で痛みが軽くなるとのことで、早速、光線研究所附属診療所を受診しました。
「血行を改善させて新陳代謝を活発にすれば、筋肉や関節がやわらかくなり、痛みの症状が軽減するでしょう」と説明を受け、しばらく光線治療に通うことにしました。
最初の光線治療後、からだがとても温まって、夜まで右足の痛みを感じませんでした。
その後も週1~2回通院治療を続けましたが、2ヵ月間(合計10回治療)で腰痛や右足の痛みはほぼなくなり、朝も痛むことなく起きられるようになりました。
その後自宅用に光線治療器を用意して、毎日光線治療を行い、楽しみだった山へハイキングに行けるまでになりました。
これからは、高血圧や耳鳴りの光線治療に励みたいと思います。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・腰部・腰上部(1号集光器使用)を各10分間照射、両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・後大腿部・左右耳部(2号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)を各5分間照射。
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