７３歳 女性 へバーデン結節と糖尿病
◆症状の経過
夫と中華料理店を長年営んでいたが、食生活が不規則だったせいか、５５歳ごろから糖尿病を発症した。
病院で処方された服薬と食事療法を続けたが、なかなか血糖値が下がらず、６０歳ごろから姉の勧めで光線療法を始めた。
光線研究所附属診療所にも相談して次の治療を始めた。
◆光線治療
３００１－４００８番の治療用カーボンを使用し、両足裏部・背正中部を各１０分間、両足首部・両膝部・左右第２指（２号集光器）・後頭部（１号集光器）を各５分間照射。
◆治療の経過
光線療法を始めて、徐々に血糖値が下がり、安定してきた。
ところが６２歳ごろから、左右第２指の第１関節の腫れと痛みが出てきた。
とくに第２指が物にぶつかると大変痛くて、店の仕事にも支障があった。
リウマチかと心配したが、へバーデン結節という加齢による手指の変形で、治療法はないと言われた。
しかし、へバーデン結節の痛みにも、光線療法はよいとの光線研究所のアドバイスから、第２指の痛む部位への光線照射も追加した。
へバーデン結節の痛みは、光線療法数回で軽減するのがわかった。
その後２ヵ月ほどで、仕事が忙しく手指をよく使うときには多少痛むことがあったが、普段は気にならないほどになり、３ヵ月ほどで完全に痛みはとれた。
現在光線療法を始めて１０数年経つが、血糖値は安定し、主治医にはいつもほめられる。
また、へバーデン結節の変形も、光線療法のおかげで、他の指への進行が抑えられた。