胆のう炎の痛みや背中の張りに可視総合光線療法を併用

光線研究 488号
慢性化した胆のう炎
equipment_image1.jpg
一昨年12月レントゲン、エコー検査の結果、慢性化した胆のう炎(胆のう、胆管の壁が11㎜と厚い)と診断されました。
しかし、胆石、ガン、ポリープはみられないと言われました。
抗生物質を処方され、その服用により壁が少し薄くなってきましたが、薬を続けているにもかかわらず、歩いたり机に向かっていますと背中が張り、痛みが起こりやすく困っておりました。
特に油の多い食事の後は、上腹部のやや右下部にピリピリとした痛みが現れました。
また、事務職のため背中の中央部に疲労感と強い痛みが現れやすく困っていました。
抗生物質の投薬により胆のうの一部の肥厚は消失しましたが、胆道側の症状は全く変化しておりませんでした。
また、患部に切り傷のような痛みと張り感が強まり、3月下旬光線研究所附属診療所を受診し、次のように光線治療の指示を受けました。
◆治療用カーボン:3001-4008番
◆光線照射部位及び照射時間:両足裏部・両膝部・腰部・背正中部(1号集光器)・肝臓部(2号集光器)を各10分間、後頭部(1号集光器)・左右下腹部(1号集光器)を各5分間照射。
4月中旬頃より、食後に胆のう部がぴくぴくと動いたり収縮するような感じが現れるようになり痛みが少し軽減し、少し胆のうが縮小してきました。
医師からは、「一般に胆のうの動きはわかりにくいはずだが、肥厚して固まっていた部分が柔らかくなって動きがよくなったのでしょう」と言われました。
しかし、私は、胆のうの部分に張り感が続いているのが気になっていました。
5月の中旬、エコー検査を受けましたところ、前回の検査で8㎜大であった胆のうの肥厚が今回は6㎜大に縮小しておりました。
胆のうの張りが減少し痛みも緩和してきました。
医師から「これほどの肥厚は容易には消失しない」と言われていたので、医師も本人も家族も順調な経過に大変驚き喜び合いました。
7月の検査では、肥厚がほぼ消失しておりました。仕事でも背中の疲労感や痛みが全く現れず、担当医から、「安心して何でもやって下さい」と言われました。
思えば一昨年の12月、「これだけの肥厚で炎症が続くようなら手術以外に方法がなく、背中の張り感も残って当然のはず」と言われておりましたので、安心すると同時に気が抜けてしまいました。
今後とも、再発の予防と健康管理を目的として日々根気よく光線治療を継続していくつもりです。
PAGE TOP