すべり症、脊柱管狭窄症の可視総合光線療法

◎筋肉疲労、冷えに対して:
脊椎疾患は多くの例で足が冷えるという血行不良を伴っていますので、光線療法により血行不良を改善して筋肉の緊張をとり、いつも温かく、柔らかい筋肉にしておくことが重要です。
また、光線療法の継続は日頃頸、背中、腰など負担が多い脊椎を支える筋肉の疲労回復にも効果的です。
実践治療報告集P62
56歳 女性
子育てが一段落し、50歳過ぎから再就職して、デスクワークの仕事を始めました。
長時間座って仕事をしているので、腰に痛みを感じることはしばしばありましたが、3年くらい前に、椅子から立ち上がったとたん、腰に激痛が走り、動けなくなりました。
何とか楽な姿勢を見つけて伝い歩きをするのですが、10歩も歩くと痛みで固まってしまうという状態でした。
整形外科で第5腰椎分離すべり症と診断されました。
痛み止めのブロック注射を何回か受けましたが、ほとんど効果がなく、就寝中に寝返りの痛みで目覚めることもありました。
日中はコルセットをつけましたが、腰の痛みと右足のしびれで10分も立っているとつらくなり、100mも歩けないような状態でした。
中学生時代にも、バスケットボール部の練習で何回かぎっくり腰を起こしました。高校時代には季節の変わり目や疲れがたまると、たびたび強い腰痛を起こしました。
出産や子育て中も、腰痛が強くなることがありましたが、からだを動かせなくなるほどではなかったので、そのときはがまんしていました。
久しぶりに会った友人に、腰椎分離すべり症の話をしたら、「私も腰痛がよくなったよ」と光線治療を紹介してくれました。
早速、光線研究所附属診療所に行って相談すると、「からだが冷たく、筋肉が硬くなって、痛みがとれにくい状態になっている」と言われ、まず冷え症を改善させることが重要とアドバイスを受けました。
幸い職場が光線研究所附属診療所の近くだったので、仕事の合間に週1~2回通院治療を受けることにしました。
光線治療2週間後には、椅子から立ち上がるときに痛みを感じなくなりました。
1ヵ月後には30分間ぐらいなら、痛みを感じないで歩けるようになりました。
2ヵ月後には足の冷えがなくなり肩こりもとれ、何もつかまらずに椅子から立ち上がれるようになり、3カ月後には小走りもできるようになりました。
6か月後には腰痛を感じなくなり身軽に動けるようになって、体重も2kg減っていました。
1年経過した現在も、とても快調です。長年の腰痛が嘘のようです。
ありがとうございました。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・腰部・腰上部(1号集光器使用)・右大腿外側部・右下腿外側部を各10分間照射、両足首部・両膝部・腹部・後大腿部・後頭部(1号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)を各5分間照射。
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