季節性うつ病と可視総合光線療法

光線研究 第483号
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可視総合光線療法で用いる光線の照度は、照射器から約1mの距離で2500ルクス以上です。
従って本光線療法を高照度光療法として使用することが出来ます。具体的には次のようなやり方で治療を行います。
■治療用カーボン
3001-5000番。
■照射部位および照射方法
必ず眼を軽く閉じて、1号集光器を使用して、顔全体を約1mの距離から照射します。
光療法として行う場合は、眼疾患の治療とは違いますので、照射距離は本来の光線照射等における、気持ちの良い温かい感覚は必要ありません。
光だけをまぶたを通して眼に入れることが目的ですので、照射距離は約1mと十分に離して行います。
なお、病状により眼以外にからだに対する光線治療が必要になることもあります。
■照射時間
30分間。
■治療時間帯
朝なかなか目が覚めない(朝方の睡眠過多)場合は朝に光療法を行い、朝早く目が覚める(早期覚醒)場合には夕方に光線療法(光療法)を行うとよいと言われています。
これは、光療法を朝に行うと睡眠の時間帯が前進し、夕方に行うと後退することを応用しています。
■治療上の注意
光療法は睡眠障害やうつ状態、うつ病、躁うつ病等が治療対象になりますが、光療法がこれらの病気に対してすべて効果があるとは限りません。
可視総合光線療法を光療法として行う場合でも、病院治療と併用して行うことが必要です。
可視総合光線治療を2~3週間治療して効果が認められない場合は、治療を中断して光線研究所附属診療所にご相談ください。
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