S・Mさん71歳女性、目が悪い、腎臓が悪い、心臓が悪い、咽頭癌を患った、血圧が高い、コレステロールが高い、体力がない、どのようにコウケントー光線治療をすればいいですか。

S・Mさん71歳女性、目が悪い、腎臓が悪い、心臓が悪い、咽頭癌を患った、血圧が高い、コレステロールが高い、体力がない、どのようにコウケントー光線治療をすればいいですか。

たんぽぽの臨床現場では、あっちも悪い、こっちも悪い、そっちも悪い方は意外に多く見えます。

一つの病気をきっかけにして、体全体の状態が悪くなることはあります。

体全体の状態が悪い場合には、一番重い病気にカーボンを合わせるのが一般的です。

S・Mさんの場合は、持病の中で一番重い病気である咽頭癌に標準を合わせて光線治療を行います。

1000-4008番を使って、目・腎臓・心臓・血圧・コレステロールなどの光線治療を行うのですが、S・Mさんはとにかく体力がない。71歳ですが、それ以上に老けてみえます。

ではどうすればいいかというと、病気の光線治療は二の次にして、まず体力・血行促進・冷え改善などの全身症状の改善の光線治療から始めていきます。

治療用カーボンは3001-5000番を使います。両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部・左右咽喉部の照射を各5分間。

S・Mさんは、この短い基本照射だけで、しんどくなります。

1週間に1回のペースで光線治療を行い、基本照射が40分~1時間できる身体にしていかないと病気にやられてしまいますし、病院の治療もうまくコントロールできません。

S・Mさんは、孫の世話もしたいし、旅行にも行きたいし、くたばっていられないという強い意志があり、光線治療は週に2回に増やし、半年間の光線治療で基本照射45分が平気になりました。

体力がついて何事にも積極的になり、治療開始1年後の現在は、たんぽぽに週1回で全身光線1時間(1000-4008番使用)とマッサージを受けに来ます。

焦らない・腰を据えて行う・体が元気になったら何をしたいか目標を持つことがコウケントー治療を続ける原動力になります。

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