S・Nさん70歳女性、乳癌抗がん剤治療中の胃のムカムカ感にコウケントー光線療法。

S・Nさん70歳女性、乳癌抗がん剤治療中の胃のムカムカ感にコウケントー光線療法。

S・Nさんは乳房全摘手術後に抗がん剤治療を6クール行う予定です。

3クール目が終わった頃から脱毛や倦怠感に加えて、胃がムカムカして食欲はあるのに食事を取ることがままならない状態で、知人からコウケントー光線治療というものがあるから良かったらと勧められてたんぽぽにお越しになりました。

抗がん剤治療は体力勝負のところはありますが、さすがに食事が思うように取れないと力が湧かずに、憔悴しきっていました。

体重も5㎏ほど落ちたそうです。

癌ケアには1000-4008番がいいのですが、体力が低下している時には、3001-5000番でも十分に効果がありますので、無理に強いカーボンを使う必要はありません。

照射部位は、両足裏部10分・両膝部5分・ふくらはぎ部5分・背正中部10分。

初めから多くの部位を照射すると疲れてしまうので、少ない部位を少ない時間当てること。

少しずつ元気が出てきたら、カーボンを3001-4008番に変更します。

照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腹部(あえて1号集光)・腰部・背正中部・後頭部を合計60分。

S・Nさんは、3クール目が終わったあとにしばらく抗がん剤治療を休んでほぼ毎日たんぽぽに通ってコウケントーをひたすら当てていたら、胃のムカムカ感はなくなり、何とか6クールをやり切りました。

抗がん剤治療による細胞のダメージの回復を早め、内臓機能低下を最小限にして、体力を維持させるコウケントーは癌ケアの心の支えになると思います。

現在は自宅に1台の光線治療器を購入して足裏部に当てています。たんぽぽには月に1回の通院で全身光線を行っています。体重は7㎏増えたそうです。

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