A・Kさん34歳女性、乳癌の抗ガン剤治療中の吐き気のコウケントー光線治療

抗がん剤治療において、吐き気などの症状を抑える薬が出てきているようですが、それでも体質的に合わない方も見えます。 お腹の張り感、胃がムカムカする、お腹が重だるい感などの症状で光線治療を受けられる方が多いですが、基本的に治療用カーボンは1000-4008番を使います。 しかし、お腹のムカムカ、吐き気では1000-4008番が強すぎる方も見えます。 そのような場合は、3001-3002番を使ってみると意外にも、お腹に心地良い場合があります。 お腹の当て方は、下腹部(1号集光器)10分間、腹部(1号集光器)10分間、上腹部(1号集光器)10分間です。 もちろん、両足裏部・両膝部を当ててからお腹に当ててください。 どうしてもお腹に光線照射をしてもムカムカ感が取れない時は、背正中部(1号集光器)をよく当てるといいですよ。10分間~30分間。 背中から光線照射を行うことで、少しずつ光線治療の光と熱が効いてきて無理なく吐き気を取り除くことができます。 A・Kさんの場合は、治療用カーボン1000-4008番、お腹は3001-3002番を使って、両足裏部・両膝部・左右下腹部・腰部・背正中部を合計60分間照射。 治療回数3回で、吐き気の症状は消失。週に1回の通院治療時には、予防的にお腹の光線照射を20分間~30分間行っています。
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