40歳を過ぎたあたりから、骨と骨との「隙間」が狭くなり始めます。
狭くなることは自体はなんにも問題はありません。
痛みやしびれなどの症状が出現したら、こわばった筋肉を光線照射でよ~くほぐします。
実践治療 報告集P43 (転載許可済)
59歳 男性 頚椎症
映画製作の仕事をしています。
ロケ地に行くときに重い荷物を持つことが多く、また原稿を書くことも多いので、どうしても利き腕(右手)を酷使することになります。
右手にしびれを感じるのはそのせいだと、とくに気に留めずにいました。
その後も忙しさから、病院には行かずにいましたが、3~4か月前から右腕に強い痛みが出てきました。
徐々に握力も低下して、文字が書きづらくなり、原稿を書くのも困難になりました。
洗面や入浴は右腕をあまり動かさないので、軽く洗う程度で、外出時には電車の吊革もつかむこともできない状態でした。
整形外科では、頸椎の5番に神経の圧迫があり、これが右腕のしびれや痛みの原因ですと言われ、頚椎症と診断されました。
1ヵ月半ほど通院して、電気治療などを受けましたが、著しい効果はありませんでした。
こんな状態のとき、久しぶりに会った友だちから光線療法のことを聞きました。
とにかく体験してみようと思い、光線研究所附属診療所を受診しました。
気持ちよく治療を受けられたので、自宅でも続けるために、光線治療器を求めました。
仕事が忙しかったので、ときどき光線研究所へ通院することにしました。
治療器が届いてからは毎日照射を行い、日々症状が軽くなるのがよくわかりました。
右腕のしびれが若干残っているので、元通りとは言えませんが、字を書くことや荷物を持つことはできるようになりました。
しびれや痛みで生活に支障をきたすほどの頸椎症が、わずか1ヶ月の光線照射で順調に回復したのです。
さらなる回復を期待して、今後も毎日治療を続けていきます。
また、湿疹や腰痛の治療などにも活用して、光線治療は日々の健康管理に役立っています。
◆光線治療
治療用カーボン:1000-3002番。
照射部位・時間:両足裏部・頸椎下部(1号集光器)・右腕部・右前腕部・左右頚部(1号集光器)を各10分間、両膝部を5分間照射。