関節リウマチなどの膠原病や脊椎関節炎の注意点をたんぽぽの臨床経験から。

たんぽぽのくさかべです。いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
今日は、たんぽぽの臨床現場で、多くの光線療法をされている関節リウマチなどの膠原病の方を対象にお話をしたいと思います。
たんぽぽでは、関節リウマチ、強皮症(局所)、脊椎関節炎、潰瘍性大腸炎など、膠原病や難病の方の光線療法もしています。
ステロイド治療などをされている患者様は、とくに気を付けて光線療法をします。
基本照射(両足裏部・両膝部・腹部・腰部など)にいきなり当ててしまうと、反応が強く出過ぎる傾向にあります。
これは、アトピー性皮膚炎で今までステロイド薬を使用していた患者様も同じです。
身体に与える影響が強い薬剤ほど、反応が強く出ますから、本当に様子を見ながら光線照射を行っていかなくてはいけません。
ご自宅で、光線療法をしようと思うとき、早く良くなりたいので、痛みのある部分についつい長く当ててしまいます。
すると、照射中は気持ちいいのですが、照射後、暫くすると、痛みが強くなったり、当てていない顔が腫れたり、当てていない関節が痛くなったりして、動けなくなることがあります。
たんぽぽは、通常、4~5台(場合によって6台)の光線治療器を同時に照射していきますが、関節リウマチなどの患者様には、1台~せいぜい3台の治療器で、各5~10分間のみ照射。
間接照射のみしますが、それも両足裏部や両膝部だけ照射を行い、これを何度も繰り返し、両足裏部・両膝部の適宜延長照射(約15分間)し、大丈夫なら、やっと腹部と腰部に各5分間照射。
ですので、ご自宅で光線療法を行う際には、十分な効果を期待する前に、下半身(両足裏部や両膝部)のみで始めてください。

ご自宅での光線療法は、とても不安だと思います。
いつでもご相談して頂いて大丈夫ですから、メールやお電話をください。
お電話の場合は、施術中のときがありますので、都合のいい時間をお伝えします。

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