腰部脊柱管狭窄症のしびれに可視総合光線療法

実践治療報告集P53
63歳 女性
若いころから姿勢が悪いと、家族からときどき指摘を受けていた。
30歳代には、整形外科でレントゲン検査を受け、腰椎の前弯が強いと診断されていました。そのためでしょうか、腰に慢性的な痛みがありました。
40歳で太極拳を始めてからは、少しずつ姿勢もよくなり、腰痛を感じることも少なくなってきました。
しかし、60歳ごろから右足のしびれを感じるようになり、最近は歩くときに足が前に出せなくなることがたびたびあり、整形外科を受診しました。
MRI検査の結果、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。薬と点滴で治療を受けましたが、全身にじんま疹が出て、1回で中止しました。
太極拳の仲間で、同じ脊柱管狭窄症で3ヵ月間入院して治療したのに、逆にほとんど歩けなくなってしまった人がいて、このまま私も歩けなくなるのではないかと、毎日とても不安な日々を過ごしていました。
薬疹が怖くて薬が使えないため、副作用のない治療法を探していたところ、人伝てに光線療法のことを聞き、光線研究所附属診療所を受診しました。
光線治療は想像以上に気持ちがよく、2回治療を受けただけで、治療後しばらくは右足の重だるさが軽くなり、歩くのが楽になりました。
この治療を続けていけばよくなると確信し、早速、治療器を求めて自宅で毎日治療を始めました。
1ヵ月間の光線治療で、右足のしびれは全く感じなくなりました。歩行中も足が重く感じることはなくなり、歩くのも速くなりました。
一日中外出していても、足のことは気にならなくなりました。腰痛もなくなりました。足腰はよくなりましたが、光線治療は健康管理と再発予防のため、毎日続けています。
お陰さまで以前より体調もよく、充実した日々を過ごしています。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部・両足首部・腰部を各10分間照射、両膝部・腓腹筋部・後大腿部を各5分間照射。
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