変形性膝関節症のコウケントー光線療法とウオーキング

光線研究 第474号
53歳 女性
◆症状の経過
6ヶ月前より右膝が腫れて痛み、立ち上がる時や階段の昇降時特に辛かった。
歩行も辛く足をひきずる状態であった。
整形外科で時々水を抜いていたが、痛みの軽減は見られなかった。
右膝をかばうために腰痛や左膝痛も感じるようになったので光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
照射部位:両足裏部・両膝部・腰部を各10分間、腹部を5分間、右膝の前後(1号集光器使用)各10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を続けるとともにゆっくりとした減量を指示した。
治療1ヵ月で膝の腫れや痛みは軽減し、体重は2kg減り体力がついて身体が以前よりも動きやすくなった。
階段ではまだ膝が安定せず痛みがみられたので、治療3ヵ月目より光線治療とともに大腿四頭筋の筋力アップの運動を合せて行うように指示した。
治療6ヶ月で体重は6kg減って60kgとなり、階段の昇降時では膝が安定して痛みが殆どなくなり、腰痛も解消した。
再発を防ぎ治療効果維持のため1日1万歩前後の歩行を実行している。
治療1年目の現在、膝や腰の痛みは全くなく、冷えやのぼせの更年期症状も何時の間にか軽快し、光線治療と歩行による筋力強化を習慣としている。
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