扁平苔癬の可視総合光線療法

光線研究 第529号
64歳 女性
◆病状の経過
63歳時、口を大きく開けられず、食物も飲み込みにくくなり、話もよくできない状態になった。
そのうち、口の中がしみて痛むようになり診察を受けた。
扁平苔癬と診断され、うがい薬などで治療していた。また、境界型糖尿病を指摘されていたので、以前から持っていた光線治療器も併用しようと思い光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・背正中部(1号集光器使用)を各10分間、左右咽喉部各5分間、口部を5~10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行い、治療3~5か月で口の中の痛みやしみる感じは軽くなり口を大きく開けられるようになった。
治療7ヵ月で症状はさらに改善し、担当医も良くなっていると説明していた。
治療1年2ヵ月の現在、扁平苔癬の症状はほぼ完治の状態となった。
糖尿病は一時血糖値などは改善したが、また上昇傾向にあるので光線治療は継続している。
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