心筋梗塞と不整脈の可視総合光線療法

治療報告と症例集P160
80歳 女性
いまから36年前、夫が50歳のとき、夫婦で事業を起こしましたが、すぐに夫は病に倒れ、それから10年間病床にいながら、私に適切なアドバイスをしてくれました。
しかし、残念ながら夫は亡くなり、借金やら事業の無理がたたって、私も心筋梗塞で倒れてしまいました。
そのとき、知人から光線療法を紹介され、すぐに光線研究所附属診療所を受診し、光線治療器一式を求めて帰りました。
それ以来25年間、毎日欠かさず光線療法のお世話になり、再発することなく何とか元気にすごしています。
その間、孫が東京芸大に入学しましたが、ピアノの弾きすぎで腱鞘炎になり、練習できなくなったときにも、数日間の光線療法でそれを回復させたことがありました。
例年以上に暑かった夏の日、猛暑のためか8月中旬に不整脈を起こしました。だんだん脈が速くなり、3回に1回は脈が乱れるようになり、動悸や息苦しさでがまんできず病院へ駆け込みました。
「血管造影検査や心筋シンチ検査をしなければ、薬を決められない」と言われ、安静を指示されて帰宅しました。
しかし、帰宅後もしだいに息苦しさは増すばかりなので、治療用カーボン3000-5000番で集光器を使用せずに両足裏部・両膝部・両足首部を中心に、午後1時より光線照射を始めました。
光線を当ててもなかなか動悸は治まらず、心臓がパンクしそうでしたが、夜中の12時半ごろ、やっと治まり、脈も落ち着き、危機を脱した感じがしました。
半日も光線療法を続けたのは初めての経験でしたが、今回もまた光線療法に命を助けていただきました。
後日受けた血管造影検査や心筋シンチ検査の結果では、心臓はどこにも悪いところがなく、おまけに25年前の心筋梗塞の跡もなくなっていました。
主治医からは「あと10年は大丈夫」と太鼓判を押されました。
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