心内膜床欠損症術後と卵巣のう腫に可視総合光線療法

治療報告と症例集P161
34歳 女性
◆症状の経過
6歳時、心内膜床欠損症と診断されたが、とくに症状はなく、経過観察となった。
18歳時、肩こりがひどいので、親戚の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療1
治療用カーボン3000-5000番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・肩甲骨間部(1号集光器使)・後頭部(1号集光器使用)を各10分間、左右咽喉部(2号集光器使用)を各5分間照射。
◆治療の経過1
2年間くらい自宅治療を続け、肩こりも楽になったので、その後はほとんど治療しなかった。
34歳のとき、心内膜床欠損症の弁形成術を受け、担当医から風邪を引かないように注意された。また、卵巣のう腫(3.8×4.5cm)も指摘されたので心配になり、再び光線治療を利用しようと、光線研究所附属診療所を再診した。
◆光線治療2
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・左右下腹部(1号集光器使用)を各10分間、腰部・後頭部(1号集光器使用)を各5分間照射。
◆治療の経過2
足の冷えが改善し、肩こりや首すじのこりが楽になった。1年後の婦人科検診で卵巣のう腫(1.7×2.5cm)の縮小が判明した。
その後も光線療法を受け続け、治療5年後(39歳)の現在、卵巣のう腫はなくなり、風邪も引かず、元気に生活している。
光線治療を中断すると足が冷えるので、心臓病の悪化予防を兼ねて治療を続けている。
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