子宮脱のコウケントー光線療法

光線研究 第524号
73歳 女性
◆症状の経過
70歳頃から、重いものを持ったり、動きすぎたりすると、子宮が下垂して膣外に出てくる子宮脱がみられるようになった。
これにより尿が出きらず、排尿後すぐ尿意が出て頻尿に悩み、気分的にも滅入っていた。
病院では、「ひどければ、手術」と言われたが、手術は避けて以前より時々使っていた光線療法で治療出来ないかと、光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
3002-4008番の治療用カーボンで、両足裏部10分間、両足首部、両膝部、腰部、後頭部各5分間、左右下腹部各10分間、陰部10分間照射。
◆治療の経過
自宅治療を始めたが、光線研究所附属診療所で4台の治療器で治療すると数日は子宮が下垂せず、排尿もスムーズで頻尿にもならないため、週2回の通院治療も行った。
併せて尿道の括約筋を締める運動も実行し、治療半年ほどで、冷えに注意すれば子宮下垂があまりなく、尿の出も正常になった。
頻尿が心配で、好きな旅行を自重していたが、旅行も楽しめるようになった。
初診時足先の温度は21.7℃だったが、半年後32.5℃まで上昇した。
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