光線治療器を2台に変更して効果を実感した例

光線研究 第466号
25歳 女性
◆症状の経過
10年前から冷え症に悩まされていた。両足首から先が特に冷たく、夏でも靴下をはかないと眠れない。
寝つきも悪く、熟睡できない。腰痛、肩背部痛も強く、凝りのため吐き気を催すこともしばしばみられた。
胃下垂があり下痢便秘を繰り返し、生理不順、生理痛も強い。
知人の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
◆治療用カーボン
3001-4008番。
◆照射部位
両足裏部10分間、両足首部5分間、両膝部5分間、腰部10分間、左右下腹部各5分間、背正中部5分間、肩甲骨間部5分間、頸椎下部5分間(1号集光器使用)の計60分の治療を自宅で行った。
◆治療の経過
2ヵ月間治療を継続し、腰痛、生理痛が多少軽減したが、期待したほど効果はみられなかった。
そこで、治療器を2台にして自宅治療を行った。
治療は両足裏部・両足首部各10分間、両足裏部・両膝部各10分間、腰部・左下腹部5分間、腰部・右下腹部5分間、背正中部・肩甲骨間部10分間、計40分間行った。
2台で治療開始1カ月で冷え症が改善、諸症状も顕著に改善し食欲が出て熟睡できるようになり、気持ちに張りが出た。
冷えの改善は、足裏の深部体温の変化からも明らかであった。
初診時24.0℃、2ヵ月後26.5℃、3カ月後31.3℃。
PAGE TOP