巻き爪・皮膚炎の可視総合光線療法

光線研究 第523号
71歳 女性
◆症状の経過
夫が亡くなる69歳までの2年間、夫の在宅介護で心身の疲労が強かった。
70歳時、深爪により右母趾が化膿し、その後左母趾も化膿して皮膚科や外科に通院した。
1年以上症状が良くならず靴が履けないため、71歳時、光線研究所附属診療所を受診した。(光線治療は夫婦とも20年前から自宅で時々行っていた。)
◆光線治療
3001-4008番と1000-3002番の治療用カーボンを交互に使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部・母趾部(2号集光器使用)を各10分間照射。
◆治療の経過
自宅で光線治療を行い、治療1ヵ月で皮膚の炎症、化膿は良くなり、歩行が楽になってきた。
治療3ヵ月でさらに炎症は改善した。左腓腹筋部のつれが出ることがあるので、腓腹筋部10分間を追加して照射している。
骨量は同年齢比較で105%、最大骨量年齢比較で82%と大変良い結果である。
PAGE TOP