卵巣、卵管の腫れに抗炎症作用の働きのある可視総合光線療法

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可視総合光線療法 実践治療 報告集
発行所 一般財団法人 光線研究所
〒169-0072 東京都新宿区大久保1-8-18
電話(03)3200-3276
手術予定の卵巣・卵管の腫れが引いた
37歳 女性

去年、急な腹痛と発熱があり、病院で検査を受けたところ、
「右卵巣と卵管に炎症があり、骨盤腹膜炎を起こして痛み
と発熱が起きている」と診断されました。
手術で卵巣と卵管を切除する必要があると言われ、手術前
の検査で子宮内膜症抑制のため10年前に入れた子宮リング
を外したところすぐに解熱しましたが、動くときに腹圧がか
かると、腹痛で動けなくなることもありました。
また、お腹のガスによる膨満感が強く、食欲がなくなり、便
秘になりました。
手術だけは避けたいと思い、子どものころから使用していた
光線照射を行うことにしました。
光線研究所付属診療所発行の書籍を参考に、治療用カーボン
3001-4008番で両足裏部・両膝部・腹部・腰部を各10分
間照射、左右下腹部を各30分間照射しましたが、1週間し
ても痛みがとれず、光線研究所付属診療所を受診しました。
光線研究所の先生から、光線治療の指示をいただき、毎日自宅
で必死に照射しました。からだが大変冷えていたので、両足裏
部・両膝部は各60分間照射したこともあります。
3週間で腹痛はやわらぎましたが、今度は排尿時に痛みを感じ、
頻尿になりました。泌尿器科で尿道炎と診断され、抗生剤を2
週間服用しましたが、痛みがとれませんでした。
そこで陰部にも30分間光線照射を追加すると、排尿時の痛み
が弱まり、1週間で痛みがとれました。そのころは、日中の
家事以外、ほとんど光線照射をしていました。
1カ月後の検査では卵巣の腫れに変化はないものの、炎症反応
が消えて、腹痛も軽くなったので、3カ月後の検査まで手術を
延期してもらいました。
その後も午前中2時間、夜2時間照射を続けました。治療開始
2ヵ月後には腹痛もとれ、食欲が出て、便通も整ってきました。
睡眠も深くなり、夜中にトイレに起きることもなくなりました。
3ヵ月後の検査では、卵巣も卵管も正常な大きさになり、「問
題なし」と診断されました。
光線治療
治療用カーボン:1000-4008番。
照射部位・時間:両足裏部・両膝部・腹部・腰部を各10
        分間照射、左右下腹部を各30分間照射
        その後、陰部を30分間追加照射。
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