狭心症と脳梗塞後遺症のリハビリの一環に可視総合光線療法

治療報告と症例集P158
82歳 男性
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10年ほど前、風呂上がりの10分後に、心臓に圧迫感が出て痛みが強くなり、横になることもできなくなりました。
すぐに医師の往診を仰いだところ、狭心症と診断され、ニトログリセリンを処方されました。わずか15分ほどで痛みがやわらぎました。
その後、2週間に1回通院していましたが、数ヵ月後、取引先で具合が悪くなり、救急車で病院へかつぎこまれました。その後は、何年も再発がなく元気ですごすことができました。
そして80歳のときには、ニトロ携帯を条件に医師の許可が下り、念願の四国88ヵ所巡りをしました。しかし、帰宅後に体調を崩し、入院検査を受けたところ、心臓の状態が悪いとのことでバルーン挿入の手術を受けました。
ところが、血管が硬くてバルーンが入らないため、手術は不成功に終わりました。
退院後、親しい老人会会長に心臓の具合を聞かれ、手術のことや、毎日が不調で不安だと話しました。その会長から光線療法のすばらしさを説明され、一度光線療法をやってみないかと強く勧められました。
本心はあまり乗り気ではなかったのですが、断るわけにもゆかず、一応教わったようにやってみないと治療器を返せないため、光線照射を行いました。
治療用カーボンは3000-5000番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腰部・腹部・後頭部(1号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)を各5~10分間照射。
光線照射を行ったところ、効果がてきめんに現れました。照射を積み重ねるにしたがって、体力がつくのがわかりました。
2ヵ月後には、ニトロが不要なほど体調がよくなり、本当に夢のようでした。日ごとに光線療法ファンになり、自分専用の治療器を求めました。
定期検診でも、医師が「心臓の具合が大変よいので、ニトロはしばらく使用しなくてよさそうだ」と大変不思議そうでした。
『自分だけひとりで喜んでいるわけにはいかない。いろいろと病気で困っている人に光線療法の素晴らしさを訴えなくては・・・』と思い、早速、脳梗塞後遺症で困っている友人を引率し、東京の光線研究所附属診療所へ診察治療を受けに行きました。
友人は処方されたとおり光線療法を約2ヵ月間行ったところ、手足のしびれがやわらぎ歩行が大変楽になったと言っていました。
いまでは、私の勧めで10数名が光線療法を始め、いろいろと助けられています。
私は、毎朝6時から約1時間半、しっかりと光線療法にとり組んでいます。光線治療器に助けられ、心臓の働きも快調で毎日幸せにすごしています。
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