円形脱毛症の可視総合光線療法

治療報告と症例集P133
20歳 女性
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◆症状の経過
約3ヵ月前、前頭部に五百円玉大の円形の脱毛が現れた。
6ヶ月前に就職しててで仕事に不慣れな上、職場の人間関係にも大きなストレスを感じていた。
脱毛部の症状が徐々に悪化してきたため、皮膚科を受診した。検査の結果、脱毛の原因はアレルギーではないかと言われ、内服薬と塗布薬を処方された。
皮膚科での治療を2ヵ月間行ったが、脱毛は一向に止まらず、髪をとかすときや洗髪時の抜け毛のために、排水口がいっぱいになった。
脱毛が激しいので、出勤時にはカツラをつけたが、帰宅後カツラをとると、頭が赤くむれ、かゆくて困った。また、冷え症も強く、生理不順で生理痛も強かった。
親戚の紹介で、光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3002-5000番を使用し、両足裏部・両膝部・腰部を各10分間照射、後頭部(1号集光器使用)・頭頂部(1号集光器使用)・前頭部(1号集光器使用)を各5~10分間、左右咽喉部(2号集光器使用)各5分間照射。
◆治療の経過
光線研究所初診時は、前頭部中心に広く脱毛しており、大変落ち込んでいた。光線治療は自宅で毎日行った。
光線治療1カ月後、ブラッシングや洗髪時の抜け毛が少なくなり、カツラ着用によるかゆみも軽減してきた。
治療2ヵ月後、脱毛の広がりが止まり、脱毛部周辺や中央部から発毛してきた。治療3ヵ月後より、さらに発毛が進み始め、患者も希望を持って治療を継続した。
治療7ヵ月後、頭髪が完全に生えそろい、元の状態に回復した。洗髪してもブラシをかけても、抜け毛が少なくなった。生理不順と冷え症も改善した。
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