不快な耳鳴りや耳の閉塞感に可視総合光線療法

実践治療報告集P219
69歳 女性
DSC_1946.jpg
数年前から、右耳に耳鳴りが出て、徐々に眠れない日が多くなっていました。
追い打ちをかけるように、昨年秋から近所で道路工事が始まり、大きな騒音に悩まされました。
そのストレスからキンキンする耳鳴りが頻繁に起こり、日ごとに耳鳴りの程度がひどくなりました。
また、左耳には詰まったような閉塞感があり、一日中不快でした。日中はもちろん、夜間はいっそう耳鳴りが大きく、強くなり、一晩3~4回も目が覚めて、睡眠不足になり、大変困っていました。
少し難聴ぎみでしたが、それは大きな問題はありませんでした。
疲れたときや、天候によっては、頭の中が脈打つような感じで、気持ちの不安定から、外出する気力もありませんでした。
つねに不快で、何をしても心から楽しめず、落ち込んでいましたが、数年前、肩の痛みで友人から勧められ、使用していた光線治療器を思い出しました。
早速、光線研究所附属診療所を受診し、自宅で行う光線治療法の指示を受けました。診察後に光線研究所で受けた4台での治療が大変気持ちよく、自宅で毎日照射し、光線研究所には週1回通院することにしました。
ところが、自宅での照射を数回行ったところ、以前よりも耳鳴りが大きくなり、ひどい耳鳴りで何度も目覚めました。
しかし、これは光線研究所で説明された陽性反応(一時的に症状が強く出ること)と受け止め、あまり気にしないようにしました。
10日ほど自宅で治療する耳鳴りが日を追って軽くなり、夜間の目覚めが1~2回に減り、日中も耳鳴りがやむ時間が増えました。
その後、天候が悪くても脈打つ感じが少なくなり、耳鳴りもずい分小さくなり、右耳のキンキン音がとれ、左耳の閉塞感もなくなりました。
光線治療1ヵ月で左耳の閉塞感は完治し、右耳は多少違和感が残るものの、耳鳴りは完全に止まりました。その後も、耳鳴りはずっと止まっています。
◆光線治療
治療用カーボン:3002-5000番。
照射部位・時間:両足裏部・左右耳部(2号集光器使用)を各10分間照射、両膝部・腰部・後頭部(1号集光器使用)・右乳様突起部(2号集光器使用)を各5分間照射。
PAGE TOP