やけどの可視総合光線療法

光線研究 第565号
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◆やけどの治療用カーボン:受傷直後は3001-3001番を使います。3001-5000番、3001-3002番の組合せも使用できます。
瘢痕(ケロイド)は、同様の治療用カーボンか3000-3002番を使用しますが、受傷してから時間の経過した瘢痕は治療が困難な場合もあります。
◆照射部位:受傷直後は患部の範囲に合わせて1号または2号集光器を使用し照射します。
◆照射時間:患部を30~60分間照射します。さらに状況により1日2~3回照射することもあります。
◆照射距離:受傷直後は患部を照射すると痛みが出ることが多いので、照射距離は集光器の先端より50cm前後離して照射します。
この距離でも痛みが増すようであれば、さらに離して照射します。治療経過とともに本来の照射距離の30cmに戻します。
通常は照射とともに痛みは軽減してきます。
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