たんぽぽの患者さんに全身性エリテマトーデスの方が数名来院されています。
全身性エリテマトーデスの症状は色々です。
脱毛、大腿骨頭無腐生壊死、ループス腎炎、ループス腸炎、ループス膀胱炎、自己免疫性肝炎、倦怠感、関節痛、頭痛など、他には光線過敏症もあります。
太陽光に当たるとほっぺが蝶形紅斑という赤みを呈することがあります。
全身性エリテマトーデスの光線過敏症は、全体の10%程度の方に出ると言われていて、残りの90%の方に光線過敏症の症状は強く出ないと言われています。
なのでコウケントー光線治療を行うことができるのですが、コウケントーを出来るだけしっかりと当てて内臓の線維化を防ぎ、機能の働きを良くして、感染予防、神経や血管の硬化を抑止して体調を整えることが非常に大切です。
たんぽぽの全身性エリテマトーデスの患者さんは、5年~10年と長く通われていますが、年数を重ねる度に体調は良くなり、季節の変わり目などでも体調を崩さず、元気に生活を送って見えます。
皆さんは毎朝、ステロイド薬や免疫抑制剤など様々なお薬を10種類以上服用されていますが、それでも体調が良好なのはコウケントー光線治療を行っているおかげと仰います。
全身性エリテマトーデスの光線治療。
治療用カーボンは3001-3001番・3001-3002番・3001-5000番・3001-4008番・1000-3001番などを使います。(カーボンの組み合わせは段階を踏んで変えていきます)
照射部位は、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腰部・腹部・左右下腹部・腰上部・背正中部・後頭部・左右咽喉部など、患者さんによって照射部位は多少違います。
※コウケントー光線治療をしっかり、たっぷり当てて、体調不良の改善に役立てて欲しいと思います。