不眠症の可視総合光線療法

光線研究 第590号 (転載許可済)
60歳 女性 不眠症
私は先日還暦を迎えましたが、2年ほど前から不眠症に悩まされておりました。
不眠のきっかけは、夫が肝臓病で体調を崩して入院したことです。
私達には子供がなく、夫だけが頼りのため「もし夫が大変なことになったらどうしよう」と心配で夜寝ながら考えていると眠れなくなり、いつしか不眠症になっていました。
元々寝付きは悪くなかったのですが、午前3時~4時頃に一旦目が覚めてしまうと、朝まで眠れずウトウトとした状態でした。
日中も頭が重く、すっきりしない日々が続き、気分も落ち込みぎみになってしまい、心療内科を受診しましたが、そこでうつ病と診断されました。
飲み薬をもらい少し気分の落ち込みは改善しましたが、夜中に目が覚めて眠れない状態は、続いていました。
そのため、日中ぼーっとしてすっきりしない日々が2年間も続いていました。
DSC_5171.jpg
そのような時に久しぶりに会った友人から光線治療の話を聞きました。
この状態が少しでも良くなるのであればと光線研究所附属診療所を受診しました。
光線照射は大変気持ちが良いものでした。
初めて治療を受けた日は、帰宅した後、すごく眠気に襲われ気持ちよく30分程度昼寝をしてしまいました。
光線研究所附属診療所に数回通院した後、夜中に目が覚めても、またすぐに寝つける日がありました。
その後は、日によって眠れたり、眠れなかったりの一進一退の状態でしたが、20回くらい通った頃から夜中に1度目が覚めても、朝7時頃までまた眠れる様になってきました。
冷え性も殆ど気にならなくなって、夜中のトイレも1~2回に減ってきました。
光線治療を始めて4ヵ月になりますが、不眠症が良くなって、日中ぼーっとすることがなくなりました。
今後は光線治療器を自宅に用意して、自宅で治療することにしました。
肝臓病の夫にも役立てたいと思います。
2年間もつらかった不眠症が改善できて、嬉しくて仕方がありません。
光線治療を勧めてくれた友人と、光線研究所附属診療所の先生方やスタッフの方々には、たいへん感謝しております。
【光線治療】
治療用カーボン:3002-5000番を使用
治療部位・時間:両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を4台の治療器で2回に分けて30分間光線照射。
DSC_4976.jpg
PAGE TOP