Y・Cさん50歳女性、腱鞘炎を繰り返す時のコウケントー光線治療

Y・Cさん50歳女性、腱鞘炎を繰り返す時のコウケントー光線治療

腱鞘炎を発症してから病院で何度か注射をしてもらいその時はとても良く効くのですが、最近は楽になる期間が短く、すぐに腱鞘炎の痛みが再発すると知人の紹介でたんぽぽに来院しました。

お話を聞くと、最終的には手術を勧められているそうですが、勇気がないのと、また再発するのではと思い手術は躊躇しているそうです。

難治性であれば手術を視野に入れておいてくださいと前置きをして、しばらくの間は光線とマッサージで様子を見ることにしましょうと提案しました。

たんぽぽの患者さんに施術の説明をする時に、心臓から出た血液は、首や肩や胸を流れて、さらに鎖骨をくぐって腕に流れてやっと手首に届くんですよ。

途中の首が凝っていたり、肩が凝っていたり、胸が硬かったり、腕がこわばっていたら、血流が悪くなり、末端の手首に十分な酸素や栄養が届きにくくなります。

酸欠、栄養不良の状態で手首を酷使したら腱鞘炎になりやすく再発しやすくなるから、まずは手首までの血液の通り道になる首のコリ、肩のコリ、胸のコリ、背中のコリ、腕のコリを週に1回~2回光線を当てて、マッサージすることを繰り返すことですよと教えています。

ほとんどの方は半年くらいかかりますが、良くなっていきます。ばね指やへバーデン結節も同じ要領で行うといいでしょう。

※光線照射部位は、両足裏部・肩甲骨間部・胸部・後頭部・左右咽喉部・上腕部・前腕部・患部(腱鞘炎部)に各10分間照射。

※治療用カーボンは3001‐4008番、3002‐5000番などを使います。

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