O・Mさん72歳女性、乳癌抗ガン剤治療後のコウケントー光線治療
70歳まで働き続けてきた会社を退職後、1年後に市の健診で乳癌が見つかる。
リンパへの転移はなかったものの、病院では抗ガン剤治療で乳癌を小さくしてから手術をする予定でした。
半年間の抗がん剤治療を終えると、幸いなことに乳癌が消えていたとのことで、予定していた手術は中止。
現在は、月に1回の定期検診に病院へ通院。
60㎏あった体重が、今は39kgに減ってしまいましたが、現役で仕事をしていた頃からたんぽぽへマッサージに良く来ていたので、光線治療のことはご存知でした。
もうこれ以上の癌治療はしたくないと、コウケントー光線治療で体力を回復したいと来院。
ただ、あまりにもやせ細ってしまい、通常の光線治療はできないと判断しました。
筋肉がないと冷え症が強くなります。また胃腸などの内臓の働きも鈍くなります。
癌治療を受けると、体重が減って、体力が衰えてくるのが普通です。
このような場合は、治療用カーボン3001-4008番を使って、両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部だけ10分間から始めて、様子を見ながら照射時間を延長していきます。
十分に体力が回復した頃(大体3ヵ月~4ヵ月が目安)から、腹部・腰部・後頭部・左右咽喉部などを追加照射していきます。
治療用カーボンも1000-4008番に変更していきましょう。
光線照射時間は、合計40分間~1時間が目安です。
週に1回の通院治療で半年間後、手足のしびれが軽減して、少しずつですが普通に食事が出来るようになり、体重は45kgまで戻りました。