I・Hさん88歳女性、腰背部のズキンとした痛みのコウケントー光線治療
病院では、骨粗鬆症の治療と腰背部の痛みの治療(湿布、痛み止め注射)をしています。
ある夜、急に腰背部の痛みが出現し、翌朝に病院で痛み止めの注射を打ってもらったけれども痛みが治まらず、たんぽぽへ。
脊椎の変形や骨粗鬆症などが原因の痛みであっても、痛みというのは筋肉を介して表面に出てきます。
なので、筋肉の強いこわばりと取ってあげると、痛みは消失することが多いです。
光線照射で、血流を良くして、筋肉を和らげてあげることが良いです。
では高齢者の腰背部の痛みの光線照射方法はどうすればいいのか。
あちこち当てなくても良いです。
両足裏部と腰背部の2か所で十分です。
治療用カーボンは、3001-5000番、または3001-4008番を使います。
照射時間は、20分間~40分間(←個人差によって時間変更)
ご年配の方の肌は、乾燥していることが多いので、たっぷりのワセリンを塗ってから腰背部(あえて集光器なし)を40㎝~50㎝くらい離して照射してください。
I・Hさんは、光線照射後にすごくかる~くオイルマッサージ(2分間)して終了。
1回の光線治療で、腰背部の痛みは取れましたが、また痛みがぶり返しますから、ご家族の都合がいいときに連れてきてもらいます。