気分を高める太陽の温かさと光で、自律神経を整える

理論と治験P292
うつ病の光線治療
日常生活を改善するとともに可視総合光線療法を行います。
ストレスは、自律神経機能、内分泌機能を乱し、からだにいろいろな異常をもたらします。よく眠れない、だるい、肩がこる、便秘をするなどの症状に対して、光線治療は自律神経系および内分泌の各機能を調整して、症状を改善します。
筋肉の血行障害によるからだの痛みには、可視総合光線療法が最適の治療といえます。
さらにうつ病を悪化させやすい風邪などの予防・治療にも効果が期待できます。
治療用カーボン
3000-5000番、または3002-5000番、4000-4002番
を用います。
光線照射部位
両足裏部5~10分間、両足首部・両膝部・腰部・左右咽喉部・前額部各5分間。

首筋のこりが強いときは、左右咽喉部の代わりに後頭部または頸椎下部を5分間照射します。
このほかに痛む部位があれば、集光器を使用して患部を各5分間追加照射します。
便秘のときは腹部の代わりに左右下腹部を各5分間照射します
夜間、あるいは早朝に目が覚めるときは、そのたびに両足裏部・両膝部・前額部を各10分間照射します。
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