Y・Yさん64歳女性、間質性膀胱炎(慢性骨盤痛)のコウケントー光線治療
Y・Yさんは、残尿感、頻尿、下腹部の違和感や痛みなどがあり病院で間質性膀胱炎と診断されたそうです。
抗炎症薬や鎮痛薬などで様子を見ていたが、日中や夜間も頻繁にトイレに行かなければならず、精神的に参ったときに、会社の上司から光線治療を教えてもらいたんぽぽに来院されました。
間質性膀胱炎は、じっくり腰を据えて光線治療に取り組む必要があります。
Y・Yさんは、少しでも改善させて普通の日常生活を送りたいと、週に2回の通院治療を開始しました。
お仕事は40年来ずっとデスクワークで座ってばかりで、体重は40年前に比べて15㎏増えたそうです。
座り仕事(座位姿勢)は骨盤内の血液の巡りを悪くしてしまいますので、ここをしっかりと良くしていく光線治療を行います。
治療用カーボンは3001-5000番、3001-4008番、1000-3001番、1000-4001番、3002-5000番、3002-1000番などありますが、今回は3001-4008番を使います。
たんぽぽの臨床では、間質性膀胱炎の場合、一度に多くの部位を光線照射していきます。
まず両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部・腹部・腰部の6ヶ所を照射します(←全身照射)
次に両足裏部・両膝部・下腹部・臀部・腰部・後頭部の6ヶ所を照射します(←骨盤回り中心の光線照射)
Y・Yさんは、すごく気を使う方なので、気疲れしないように対人関係、生活のしかたなどのアドバイスしました。
光線治療開始1年後(治療回数90回目)で、いつの間にか、症状は治まりました。
油断をすると、頻尿や下腹部の違和感などで出現するので、2年目からは週に1回の通院治療にマッサージを取り入れて継続中です。