O・Mさん70歳男性の慢性鼻炎のコウケントー光線治療

もう、どれくらいの患者さんを診てきたことでしょう。鼻の疾患は、非常に多く、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎、鼻茸、副鼻腔炎など。 女性の場合は、体の冷え、仕事や家庭生活の疲れ、男性の場合は、仕事一筋で、交感神経フル活動💦の方が多い気がします。 彼の場合は、まあ、70歳という年齢で、ガンガン働くマンさんで、夜はあまり熟睡できず、口呼吸(奥さんの話では)で喉のかすれ、耳が痛い(鼻と繋がっているから)、血圧が高い、グイグイと後ずさりするくらいの、しゃべり方。 性格が、病気を作る典型の一つですが、なんせ、もう少し、休み方改革をされてはいかがでしょうかと言えば、全否定。困った(;^ω^) それでも、なだめながら、初めて光線照射をした夜の事、翌日の朝まで、ぐっすりと寝れたことが嬉しかったらしく、こんなに寝れたのは、何十年ぶりだーなんて、週に1回の光線治療と軽く指圧をすることにしました。 ほとんどの方は、初めて、光線治療をしてみて、何らかの体のいい反応が起きると、ちょっとやってみようかなと思うものなんです。 頑固じじいと思ったんですが(笑)、真面目に3年間続けました。 治療用カーボンは、3000-5000番と3001-4008番を隔週で、使い分けました。 3000ー5000番を使うときは、3001-4008番よりも、照射距離を10cm~15cm離して照射。(←ヒリヒリしやすいので) まずは、交感神経の高ぶりを鎮める、両足裏部と左右咽喉部と左右耳部を30分間。 次に、両足裏部・両足首部(←足の冷えが強いから)・両膝部・お尻(←前立腺肥大症少しあり)・腹部・腰部・後頭部を30分間照射。 最後に、指圧を10分間程度して、整えます。以上。 本人曰く、「いつの間にか、治っていたよ!」。現在は、よく寝れるということで、月に2回程度の来院です。
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