骨折治療後の痛み、機能障害、むくみなどに可視総合光線療法

光線研究 第530号
72歳 男性
◆病状の経過
光線治療は30歳代の頃より腰痛や膝痛のために使用していた。
今回、自転車に乗っていた時、飛び出してきた人を避けて転倒。その時右肩を強打し、右腕が動かせなくなった。
レントゲン検査の結果、右肩脱臼と右上腕骨が4か所骨折していた。
ギブスは着脱可能なものにしてもらい、入院を断って自宅で経過を見ることになった。
◆光線治療
治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部・両膝部・後頭部を各10分間、腹部・腰部を各5分間、右肩・右上腕部(前後より)各30分間照射。
◆治療の経過
受傷当日は、右肩部・右上腕部は各1じかんずつ光線治療を行ったため、ほとんど痛みを感じず熟睡できた。
翌日からは1日2回、朝晩光線治療を行った。当初、骨がつくまでに3ヵ月かかると診断されたが、1ヵ月後の病院検査で完全に元通りになっているのが確認され、主治医はこんなに早く骨がついたのを見るのは初めてだと大変驚いていた。
リハビリも順調で受傷後2ヵ月間で後遺症もなく完治した。
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