骨折後の関節拘縮改善に可視総合光線療法

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光線研究 第557号
手関節部の骨折 70歳 女性
70歳時、階段で転倒し、左手関節を骨折した。
橈骨、尺骨の骨折をギブス固定で経過をみることになった。
光線治療器は以前から持っていたので左肩と左腋窩を1号集光器で照射した。
受傷から2ヵ月後、ギブスから福木の固定になったので照射法の確認のため光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
治療用カーボン3000-5000番と3001-4008番を交互に使用し、両足裏部・両足首部・背中全体・左前腕表裏部各5~10分間、左手関節表裏部各10分間を照射。
治療の経過
接骨院にも通院しながら自宅で毎日照射した。
受診時はまだ左手は物を持ったり、握ることができなかったが、治療2ヵ月後には多少の力は出るようになった。
左手の腫れはまだあったが、痛みはかなり減ってきた。
治療6カ月後、左手の腫れはなくなり、左手握力は20kgとなり、手の動きが回復した。
その後も光線治療は継続中。
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