骨折と床ずれに可視総合光線療法を利用
可視総合光線療法 理論と治験P189
37歳 男性
健康が自慢の夫が、右足首を骨折し、ボルト3本を骨に入れて固定する手術を受けました。
手術から18日目に退院しましたが、家につくなり「床ずれに太陽光線をかけてくれ」といいます。
人一倍体力がある夫も、床ずれにはまいったようです。
切れたように赤くぱっくりと口をあけている患部に、早速光線を照射しました。
3001番を2本合わせて集光器を使用し、1時間ほどかけているうちに、患部は乾き、切れ目が大分縮まりました。
夫はいつの間にか寝てしまい、朝までそのまま眠っていました。
翌日も光線治療をしたほうがいいと思いましたが、本人が痛いとも治療してとも言わないので、1回きりでやめました。
でも、いつの間にか治ってしまいました。
骨折のほうは、ギブスがとれてから筋力回復のために3001-4008番の組み合わせで照射しました。
リハビリも順調に進み、1カ月後にはマラソンができるまでに回復しました。