足首の骨折の可視総合光線療法

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光線研究 第568号
足首の骨折
光線療法は、足首骨折時の痛みや腫れの軽減にも有効で、骨の接着も促進します。
また、骨接着後、足首の動きの回復にも、寄与します。
症例 56歳 女性
◆症状の経過
道路の窪みに足を取られてひねり、右足首を骨折(腓骨亀裂骨折)した。
着脱可能なギブスで固定し、経過観察となった。骨折の回復に光線療法がとてもよいと友人に勧められ、骨折翌日に光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番使用。4台の治療器で、最初に両足裏部・両足首部・両膝部・ふくらはぎ部を各15分間、次に両足裏部・両足首部・右足首部内外側部(各1号集光器使用)20分間照射。
毎日光線研究所への通院治療を続けた。光線治療中はギブスを外して照射した。
◆治療の経過
初回治療の夜間はズキズキと痛みよく眠れなかったが、翌朝は痛みが軽減した。
その後は治療の都度痛みは軽減し、夜間うずくこともなかった。
骨折5日後に長崎旅行を控えていたが、4日間の治療で痛みはほぼ感じなくなり、予定どおり旅行に行くことが出来た。
旅行中、松葉杖でけっこう歩いたが、強い痛みは出ず、旅行から帰っても通院を続け、2週間後には、杖なしで歩行可能となった。
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