ウオノメの可視総合光線療法

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71歳 男性
◆症状の経過
50歳時の健康診断で血糖値が220㎎/dlあり、糖尿病と診断された。
自覚症状がなく、仕事が多忙のためもあって、長年治療せずにそのまま放置していた。
60歳代後半より、血圧が上昇し、下肢のむくみや足指のしびれが出て、足の感覚も鈍くなってきた。
また、以前からできていた右足底のウオノメの芯を無理にほじくって、患部を悪化させてしまった。
皮膚科で「壊死になれば、手術の可能性もある」と言われ、あわてて光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・背正中部(1号集光器使用)各10分間、腹部・腰部・後頭部(1号集光器使用)各5分間、ウオノメ患部(3号集光器使用)20分間照射。
◆治療の経過
糖尿病性の知覚神経障害のため痛みは感じなかったが、下肢の強い冷え感が不快であったため、両足裏部・両足首部・両膝部・ウオノメ患部は、毎日必ず治療した。
治療2ヵ月後には、下肢の冷え感がやわらぎ、寝つきがよくなってきた。ウオノメ患部も皮膚の表面が再生し、傷口が広がるようなことはなく安心した。
その後も光線治療をしっかり継続し、4カ月後にはウオノメは完治した。
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