関節リウマチによる歩行障害に可視総合光線療法

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光線研究 第578号
関節リウマチによる歩行障害
関節リウマチは、免疫の異常により主に関節の内側
にある滑膜に腫れや痛み・こわばりなどの炎症を起
こし、それが継続して関節全体に炎症が広がり、軟
骨や骨の破壊・変形が起こる病気です。
病気が進行し、足関節や膝関節に炎症が及んでくる
とその痛みが歩行障害を招きます。
薬物療法でコントロールすることが主な治療となり
ますが、可視総合光線療法を併用することで、薬の
副作用や疼痛を軽減して歩行を楽にすることが期待
できます。
治療用カーボン:3001-4008番、3001-5000
        番を使用。
照射部位:両足裏部・両足首部・両膝部・腰部を各
     5~10分間、後頭部を5分間、あるい
     は左右咽喉部を各5分間照射。

光線治療が初めての方や痛みが強い場合には、光線
治療中や治療後に幹部の痛みが増すなどの陽性反応
が出ることがあります。
このような場合、全体の治療時間を40分以内にし
て、照射距離を30~40cm離して様子をみながら
照射します。陽性反応がなくなり、治療に慣れてきた
ら徐々に照射時間を延長したり、他に痛みが出ている
関節部に照射を追加します。
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