辛い三叉神経痛の寛解に可視総合光線療法

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可視総合光線療法 実践治療 報告集P100
76歳 女性
10年前から、右頬の痛みに苦しんできました。
歯科、耳鼻咽喉科、脳神経内科を受診し、それぞれ検査を受けましたが、はっきり原因がわからず、三叉神経痛の痛み止めを飲んでいました。
それでも5~6年間は、痛むのは寒い時期だけで、暖かくなるとあまり痛みは出ませんでした。
3年前に夫が亡くなり、一人暮らしを始めたころから、一年中、痛むようになりました。
症状がどんどん悪化し、毎朝、痛みとともに目覚める感じで、口を動かすのもつらい状態でした。
アレルギー性鼻炎もあり、くしゃみをすると右頬に激痛が走り、鼻をかむこともできません。
洗顔もひと苦労でした。
食事のときも十分に口を開けられず、満足に噛むことができないので、半年前からはおかゆを食べていました。
他人に弱みを見せるのが嫌いで、人と会うときは、わざと元気なふりをしていました。
そんな私を心配した2歳年上の姉が、光線療法を紹介してくれました。
姉は健康診断でも悪いところがなく、60歳代に見えるほどはつらつとして、20年前から光線療法で体調を管理していると言います。
光線研究所附属診療所での診察で、からだの冷えが強いので、一時的に症状が強まるかもしれないと言われました。
初めて光線治療を受けたあと、鼻をかんでも痛みがなく、とても驚きました。
これで痛みから解放されるのではないかと、暗闇に一筋の光明を見る思いでした。
毎日、光線研究所附属診療所で治療を受けることにしました。
心配された陽性反応も出なかったので、3日目の治療からは、光線の照射時間を延ばしてもらいました。
4日目には、起きるときの痛みが半減し、普通に洗顔できるようになりました。
それまで、冷水では痛くてうがいができませんでしたが、冷たいものを口に入れても痛みが出なくなりました。
7日目には、自然にあくびができ、口が楽に開くようになったので、久しぶりに少し硬めの食べ物を味わいました。
本当にうれしくなりました。
長年苦しんだ三叉神経痛がわずか10日の治療で改善し驚きです。
光線治療
治療用カーボン:1000-3001番。
照射部位・時間:両足裏部・右顔面部(患部)を各10分間照射、両足首部・両膝部・後頭部を各5分間照射。
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