腰部脊柱管狭窄症の痛みに可視総合光線療法
光線研究 第593号
◆症状の経過
66歳頃から左下肢の痛みが時々あった。
70歳頃から痛みやしびれが頻回に見られるようになり、100m程の歩行で間欠性跛行もみられ整形外科を受診した。
腰部脊柱管狭窄症と診断され投薬を受けた。
半年間経過をみたが症状の改善がないため友人の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボン1000-3002番を使用し、両足裏部10~20分間、ふくらはぎ部・両膝部・腹部・腰部・腰上部を各10分間照射。
◆治療の経過
自宅で毎日光線治療をした。
治療とともに左下肢痛、しびれは徐々に軽減した。
治療3ヵ月後、跛行が出る距離が500mまで改善した。
治療5カ月後、左下肢痛やしびれはなくなり体調はよかった。
治療1年後、左下肢痛としびれが再発し増強傾向があり歩行困難になってきたので手術を受けた。
術後は左下肢の激しい痛みはなくなり、左足首から足先にかけて痛みとしびれが残っている程度になった。
跛行はなく歩行は問題なかった。
光線治療は1000-3002番、1000-3001番などを使用し継続した。
術後3ヵ月で左足先の痛みはなくなった。
治療3年後の現在、光線治療で足の痛みはなく元気にしている。