腰椎椎間板ヘルニアのコウケントー光線療法

治療報告と症例集P47
52歳 女性
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長年、事務仕事のパートをしていましたが、5年ほど前に立ち仕事に変わりました。
徐々に腰のあたり、とくに右腰の痛みが強くなり、パートの仕事はもちろん、毎日の家事さえもつらくなってきました。
整形外科で検査を受けたところ、腰椎の3~4番目の椎間板ヘルニアと診断されました。
その後は3年間、整形外科に通院治療しながら、生活をしておりました。ところが、昨年、腰椎ヘルニアの症状が再発し、続いて6ヶ月前には再々発し、コルセットなしでは歩けない状態になりました。
また、腰の悪化で右足の親指(第1趾)が麻痺してほとんど感覚がなくなり、医師からは「早めに手術を行わないともっと悪化するよ」と手術を勧められましたが、手術しても治癒率50%と言われ、迷っていました。
周囲の人からも「腰の手術は怖い」と聞かされていたので、手術はしばらく様子を見たいとお願いして、鎮痛剤を多く出してもらいました。
たまたま、久しぶりに会った知人が私の歩く姿を見て、光線療法により腰痛がよくなった話をしてくれました。
とにかく試してみようと思い、早速、光線研究所附属診療所を受診し、次の光線照射を始めました。
治療用カーボンは3002-4008番を使い、両足裏部・両足首部・腰部・右臀部(1号集光器使用)を各10分間、両膝部・後大腿部・頸椎下部(1号集光器使用)・右第1趾(2号集光器使用)を各5~10分間照射。
光線照射を開始して1カ月後、下半身が温まって腰が少し軽くなり、トイレが楽になりました。
治療2ヵ月後には、腰の痛みが軽くなり、歩くときの痛みが少なくなってきました。鎮痛剤の量も半分ですむようになってきました。
時間に余裕がある日は1日2回光線照射を行いました。光線療法を続けるうちに、腰はもちろん全体的にずっと楽になりました。
照射4カ月後、右腰の痛みがかなり軽減し、歩行も階段の昇降も、手すりを使わずに行えるようになりました。
少し残っていた右足の親指の麻痺感も、気がついたらなくなっていました。
いまでは鎮痛剤の必要もなくなり、コルセットからも解放されました。そして、年来の冷え症もすっかり解消しました。
光線照射中も医師より再三手術を勧められましたが、手術を行わず、光線療法を信じて本当によかったと思っています。
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