胆石の可視総合光線療法
可視総合光線療法 治療報告と症例集P217
88歳 女性
一昨年秋より、母が腹痛を訴えるようになりました。
微熱もあり、食欲も低下したので、病院で検査を受けたところ、胆のうと胆管の結石が判明しました。
さらに血液検査でも肝機能に異常が見られました。
病院では「もし黄疸が出たら入院しなければならなくなるし、手術をしてとったほうがよろしいですよ」と言われました。
しかし、本人は手術を強く拒みましたし、高齢でもあることから、家族で相談した結果、以前より利用していた光線療法を試してみることになりました。
光線研究所附属診療所に相談し、次のようなアドバイスをいただきました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・肝臓部(2号集光器)・背正中部(1号集光器)を各10分間、両足首部・両膝部・腹部・腰部・後頭部(1号集光器)を各5分間照射。
自宅で光線照射を毎日行うようになって、2~3日後から腹痛を訴えることはなくなりました。
痛みがなくなってからは、食欲も以前のように戻ってきて、顔色もよく、微熱もなくなり、元気になってきました。
照射開始後1ヵ月目、病院の血液検査では、肝機能の数値が基準値に戻りました。
エコー検査では、胆のう内には胆石が残っているが、胆管内の結石は見つからず、担当医は「珍しいことですが、十二指腸に無事流れてしまったのでしょう」と説明してくれました。
現在でも、母は毎日熱心に光線照射を続けています。
最近、驚いたことに、真っ白だった髪の毛に黒い毛が交じってきました。
母は、「光線療法で、だんだん若返っていくみたいだね」とうれしそうに言っています。
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