胃ガン術後の体調不良に可視総合光線療法

実践治療報告集P164
77歳 女性 胃ガン術後
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私の母は、昨年8月に胃ガンの手術を受けました。
胃を全部切除したので、その後の体力の回復がむずかしく、とくに下痢がつらいようでした。
どなたも似た症状が起こるそうですが、食事の度に下痢を催し、とてもつらそうでした。
さらに、今年の1月に肝臓への転移が見つかりました。
幸い早期の発見だったので、ラジオ波(肝臓ガンの腫瘍の中に電極針を挿入し、ラジオ波電流を流すラジオ波焼灼術)で焼いて切除できました。
しかし、肺にもガンが転移して、胸水がたまっていました。
肺転移の治療は、体力がないので、化学療法を行うことはむずかしく、何の治療もできないまま、やむなく自宅療養をしていました。
手足がとても冷えて、むくみやすく、寝たり起きたりの生活で、毎日とてもつらそうでした。
母の病気は治せないにしても、日々少しでも楽に過ごせるようにしたい、以前から使っていた光線療法が役に立たないかと、2月に光線研究所附属診療所にご相談いたしました。
母の体力を考慮してくださり、大変親切なご指導をいただきました。
その後、毎日欠かさず光線治療を続けたところ、5月のCT検査では胸水がなくなっていました。
血液検査の結果も、病院の担当医が驚かれるほどよい数値になりました。
何よりもうれしいことは、母の日々の状態がとてもよくなり、いまでは短時間の外出もできるほど元気になりました。
光線治療の効果は絶大だと、家族全員で喜んでおります。
これからも根気よく光線治療を続けて、母には一日でも元気に長生きしてほしいと思っています。
本当にありがとうございました。
治療用カーボン:1000-4008番
照射部位・時間:両足裏部・肝臓部(2号集光器)・背正中部(1号集光器)・肩甲骨間部(1号集光器)を各10分間、両足首部・両膝部を各5分間照射。
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