胃もたれ感に可視総合光線療法

治療報告と症例集P191
53歳 男性
私は53歳の男性です。1年ほど前から食後の胃もたれ感が気になり始めました。
いま考えてみると、神職の仕事や病気の義父の3年間の看病、受験生2人抱えていたストレスが関係していたのかもしれません。
胃もたれ感や腹部の腫れがしだいに強くなり、週に1回くらい吐血するようになり、病院を受診しました。
検査の結果、2か所に胃潰瘍があり、ガスがずいぶんたまっていると診断されました。
しばらく病院の処方薬を服用すると、胃の不快感、ガスのたまりは少し改善しましたが、こんどは下痢をしやすくなり、頻尿ぎみになりました。
からだの冷え感も強く、夜間尿が4~5回と多いため、睡眠時間も満足にとれない状態が続くようになり、背中の圧迫感も出てきました。
1年間で体重が6kgも減りました。
神職という仕事柄、周囲に弱そうな態度はとれず、かといって無理にも限界を感じるようになっていました。
私のつらそうなしぐさに気づいた職員が、光線療法を勧めてくれましたので、光線療法に頼ってみようと、光線研究所附属診療所を受診しました。
病院の薬を服用しつつ、指示されたとおり、次の光線照射を始めました。
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・背正中部を各10分間、後頭部(1号集光器使用)・上腹部(2号集光器使用)・左右咽喉部(2号集光器使用)・腹部を各5分間照射。
光線照射1カ月後、絶えずあった胃のもたれ感は、食後だけになりました。
治療器を2台に増やして照射を行ったところ、照射2ヵ月後には食後の胃のもたれ感が軽くなりました。
背中の圧迫感もなくなり、吐血するようなことはまったくなくなりました。食事もおいしくなり、うれしいことに体重が3kg戻っていました。
照射3カ月後、腹部の張り感がほぼなくなり、下半身の冷え感も消え、夜間尿も1晩1~2回に減りました。
照射4カ月後、病院で定期検査を受けたところ、担当医からは、「胃潰瘍が完全に消失している。しかも、少し異常が見られた肝機能も胆のうも、すべて異常が見られない。薬が効いたのかな、顔色もいいし、よかったですね」と言われました。
equipment_image1.jpg
PAGE TOP