肺ガン術後ケアの可視総合光線療法

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光線研究 第591号
肺ガン術後
症状の経過
8カ月前頃、頭が重くなりフラフラした。
陽気のせいかと思ったが念のため内科を受診した結果、左肺が真っ白で「肺ガン」と診断された。
2ヵ月後に胸腔鏡下手術で左肺上葉部を切除した。
ガンは初期のため、術後治療は行わず経過観察となったが、術痕の痛みとツレが気になっていた。
また入院中にふらつき転倒し、額をぶつけて出血した。
出血と痛みは治まったが、傷痕が気になるのでこの治療も合せて、以前から使用していた光線治療を行う事にした。
照射方法の確認ため光線研究所附属診療所を受診した。
光線治療
治療用カーボンは、1000-4008番を使用し、両足裏部・両膝部・腹部・腰部・左肺横の術痕(1号集光器使用)、額の傷跡(2号集光器使用)。
両足裏部・左肺横の術痕、額の術痕を各10分間、その他の部位は各5分間照射。
治療の経過
自宅で毎日光線治療を行った。
術後に感じていた冷えが和らぎ、低下していた体力が徐々に回復してくるのを実感した。
肺ガン術痕は1ヵ月で痛みとツレは解消し、好きな植木の手入れを長時間していても気にならなくなった。
額の傷痕も徐々に薄くなり半年後の現在目立たなくなった。
肺ガン術後は順調で再発はなく、体重は術前と変わらず維持できている。
光線治療は継続中である。
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