股関節痛の痛みに可視総合光線療法も取り入れてみる

治療報告と症例集P83
81歳 女性 左変形性股関節症・変形腰椎症
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◆症状の経過
50歳代より変形性腰椎症があり、常に腰には鈍痛を感じていた。
15年前よりひとり暮らし。3ヵ月前から、立ち上がり時や歩行開始時に左股関節痛を感じるようになった。
整形外科で変形性股関節症と診断され、進行予防のために減量を指示されたがうまくいかず、1ヵ月前からは寝返り時の痛みで目覚めるようになった。
家でも杖を使わないと歩行が不自由になってきた。
近所の人に勧められ、光線研究所附属診療所を受診した。
◆光線治療
治療用カーボンは3001-4008番を使用し、両足裏部・両膝部・後大腿部・腰部・左下腹部(1号集光器)・左臀部(1号集光器)・後頭部(1号集光器)を各10分間照射。
◆治療の経過
1日おきに光線研究所への通院治療を続けた。
治療2週目には、股関節の夜間痛で目覚めなくなった。
3週目ごろには歩行が速くなり、通院時のタクシー乗降もスムーズにできるようになった。
治療開始1ヵ月目には、家では杖なし歩行が可能になった。
治療2ヵ月目からバス通院が可能になったが、降車時に股関節痛をわずかに感じたという。
治療3ヵ月目から週2回の通院となり、日により症状に波はあるが、階段の昇降とも支障がなくなった。
治療6カ月後には、30年来の腰の鈍痛も感じなくなり、通院後にデパートに立ち寄るのが楽しみになった。
以前かかっていた整形外科では「歩行困難になっても治療できません、あきらめてください」と言われていただけに、症状が改善して、大変喜んでいる。
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