気管支喘息の症状の緩和に可視総合光線療法

光線研究 第500号
気管支喘息 62歳 女性
40歳の頃、アレルギー性鼻炎を発症。3年間減感作療法を行ったが効果がなかった。10年前に鼻炎は自然に治ったが、その直後より気管支喘息を発症し、症状抑制のため10年来ステロイド剤を使用している。
しかし、咳や痰が止まらず、常に息苦しく熟睡できなかった。また、年に1~2回大発作を起こし、入退院を繰り返していた。
ステロイド剤の副作用で、顔はムーンフェイスで肘の内側や下腿部に皮膚炎を起こしやすく、骨量検査では骨粗鬆症と診断されていた。
60歳まで勤めた会社の同僚の紹介で光線研究所附属診療所を受診した。

光線治療:5002-5002番
の治療用カーボンを使用し、両足裏部・両足首部・両膝部・腹部・腰部・肩甲骨間部・後頭部・左右咽喉部各10分間照射。
週1~2回光線研究所附属診療所へ通院治療。背中の凝りが非常に強く、治療2週間後(3回目)までは背中を照射しても余り温かさを感じなかった。
治療1カ月後(8回目)に、背中の凝りが軽減した。同時に咳や痰も減り、朝まで目覚めずに眠れる日も出てきた。それまで、息苦しさのため、毎日の服薬と週2回の点滴治療を受けていたが、光線治療開始で点滴なしでもよくなった。
治療3カ月後(17回目)に風邪を引いたが、以前必ず起きた風邪後の大発作はなく、主治医も大変驚いていた。
現在、治療開始後1年6カ月、1度も入院せず、大発作も起こさず体調は大変良好である。ステロイド剤も1年半の半量で済んでいる。ステロイド剤中止を目指して治療を継続中である。
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