根気に光線療法を継続する意義

光線研究 第484号
糖尿病は、進行すると種々の合併症が出現するので、血糖値をコントロールし、進行させないことが重要になります。
食事や運動など生活管理をしっかり行うことが基本となりますが、さらに、光線療法を併用することで、血糖値をコントロールしやすくし、合併症の発症を未然に防ぎます。
また、合併症が出てしまった場合でも、その症状を軽減させ、進行を抑制します。
糖尿病 73歳 男性
◆病状の経過
69歳の時右目が急に見えにくくなったので、あわてて検査したら、糖尿病とそれからきた眼底出血の診断を受けた。血糖値は22お㎎/㎗あった。
足も浮腫(むくみ)が強く、感覚も鈍くなり、他人の足のようだった。カメラ商をしていたので、運転もするし、目が見えなくなっては商売もできなくなるので、とても不安だった。
光線療法は数年前から時々行っていたが、次のように光線研究所附属診療所の指導を受け本格的に始めた。
◆光線治療
治療用カーボン:3001-4008番。
◆照射部位
両足裏部10分間、両足首部5分間、両膝部10分間、腰部5分間、背正中部(1号集光器使用)10分間、後頭部(1号集光器使用)5分間、右こめかみ部(2号集光器使用)と右目(2号集光器使用)を1日おき交互に5分間。
光線治療を始めて2ヵ月で足のむくみもとれ歩きやすくなってきた。また徐々に血糖値・HbA1cも下がってきた。
目は時々レーザー治療もしていたが、光線治療のおかげで悪化せず、車も運転できている。
腎臓は機能低下はみられるが、あまり進行せず、病院の先生も驚いている。
血圧も高めだったが正常値で安定している。
73歳の現在、服薬せず光線療法のみで血糖値は110㎎/㎗~130㎎/㎗、HbA1cも6%前後で安定しており、元気にカメラ商の仕事も続けている。
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