強い痛みの腱鞘炎に可視総合光線療法

光線研究 第529号
58歳 女性
私は、58歳を迎えた女性です。半年ほど前から右手首に痛みを覚えるようになりました。
体重を落としたくて始めた清掃のパート仕事で、重いモップを持つことが原因ではないかと思います。
仕事を始めて1ヵ月位過ぎたころ、右手首に痛みを感じるようになりましたが、そのまま半年間仕事を続けました。
痛みが次第に強くなり、終日痛みが続き夜間に目が覚めるほどの痛みになりました。
病院にかかったところ、「右手首腱鞘炎です。状態が悪いので患部へのステロイド薬注射を行い、手術が必要になるかもしれません」と言われました。
しかし、ステロイドの副作用や手術には恐怖感があり、しばらく安静にして様子をみたいと注射を断りました。
仕事の日数と時間を減らしたにもかかわらず、右手首だけでなく右手の指や右肘にも痛みが現れました。指は痛みとしびれがあり、物を掴み難く、左手首にも少し痛みが出てきました。
右手首の炎症は、傍目にも腫れが判るほどひどくなり、いよいよステロイド薬の局所注射を行うより仕方ないかと悩んでいました。
こんな時、久しぶりに会った友人より光線治療の素晴らしさを聞き、早速、地図を頼りに光線研究所附属診療所を受診し、次の指示を受けました。
光線治療は、治療用カーボン3001-4008番を使用し、両足裏部・両膝部・腰部・右手首表裏(2号集光器使用)・右肩(1号集光器使用)・頸椎下部(1号集光器使用)。
右手首表裏は、各15分間照射、両足裏部・頸椎下部は各10分間、その他各5分間照射。
光線研究所で治療を受けた帰り道、右手首の痛みがより強くなり、治療が合わないのかと思いましたが、夕方になると徐々に痛みが引きました。
友人と光線研究所の先生の言葉を信じ治療器を購入し自宅治療を始めることにしました。
光線治療1週間後、右手首痛は随分症状が軽くなり、腫れも少し引いてきました。
治療2週間後、右手首、右手指、右肘の痛みは更に軽くなり、右手首の腫れもとれて左右差がなくなる位良くなりました。
また、右の手指のしびれも気にならなくなりました。強い痛みも無くなり夜も良く眠れるようになりました。
治療1カ月後、重い物を持つと右手首に多少痛みを感じますが、普段は、腱鞘炎を忘れる程となり満点に近い回復状態となりました。
治療2ヵ月後、約1年間も辛かった腱鞘炎が、嘘のようになくなり、手首が楽に動くようになり、また握力もつきました。
パート仕事で体重を目標の5~6㎏減量出来たので、腱鞘炎を再発させないため仕事を辞めることにしました。
光線研究所で時々測定して頂いた握力は、当初右5kg、左16kgでしたが、治療2ヵ月後の現在右24kg、左22kgと随分増えております。
大変な痛みで辛かった腱鞘炎を治して下さった光線研究所の先生と光線治療を教えてくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいです。
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