可視総合光線療法と骨粗鬆症

光線研究 第601号
光線療法や日光浴は、以前、くる病、肺結核症などの治療や虚弱体質などに盛んに利用されていました。
光線療法や日光浴は、紫外線による皮膚でのビタミンD産生を促し、これらの病気を改善させます。
ビタミンD 、カルシウム不足による骨粗鬆症にも光線療法や日光浴は有効で、これらの関係を検討した日本の研究があります。
施設入居中の高齢者に毎日15分間の日光浴を1年間行い骨量、血中ビタミンD濃度などを検査した結果、日光浴をした人では骨量は1年後に2.7%増加し、日光浴をしない人は骨量が5.6%低下しました。
さらに、日光浴をした人は、血中のカルシウム、ビタミンD濃度が増加し骨折が少なく、握力が増加しました。
骨粗鬆症など生活習慣病はその基本が日光不足、ビタミンDやカルシウムの不足です。
とくに女性では閉経後からビタミンD不足に関連する高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、ガンなどのリスクが増加します。
女性が長く健康で働き続けるためには、閉経前から光線療法や日光浴でビタミンD 不足状態の対策を立てることが大切となります。
◆骨の健康維持の治療用カーボン
3000-5000番、5002-5002番、1000-5000番、1000-6000番など。
◆圧迫骨折後の痛みの治療用カーボン
3001-5000番、3001-4008番、1000-3001番など使用。
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